今回はいよいよニキビ跡の凹み(クレーター)について解説していきます!
💡前回はニキビ跡の赤み・くすみについて解説しました。
【ニキビ跡の赤み・色素沈着】原因と直し方を皮膚科医が解説!Vビーム・ノーリス・ピーリング・メソナJ
ニキビ跡で一番悩みとして大きいのが「凹み」です。
それもそのはず、『凹み』はメイクなどでも隠しづらいし、赤みやくすみよりも治りづらいんです。
『ニキビ跡がへこんでしまった!』『でも美肌をあきらめたくない』そんな方のための人気の最先端治療をご紹介します。
ニキビ跡「クレーター」とは?

ニキビ跡の「クレーター」は、ニキビのできた跡が段差ができたり波打って凹んでいる状態です。あたかも、月のクレーターのように見えます。
この状態になると、ほとんどの場合自然に改善する見込みはなく、平坦にするには何らかの治療を施す必要があるでしょう。
なぜニキビ跡が「凹み・クレーター」になってしまうのか?
凹みなどはなく、キレイに治ってしまうニキビと、一生残ってしまうクレーターを作るニキビにはどのような違いがあるのでしょうか?
その違いは真皮深部へのダメージがあるかどうかです。
小さめのニキビは皮膚の浅い層(表皮~真皮浅層)でニキビの炎症が留まります。この場合は皮膚の修復は正しくすすみ、時間経過とともにキレイに治ることが多いでしょう。
ですが、大きなニキビの場合、真皮の深いところまで炎症がおよび、この層の組織が破壊されると、修復がうまくいかず、一生残るクレーターニキビ跡となることが多くなります。


ニキビができた場合、できるだけ大きくなる前に、早く、治すことが最重要!!!
ニキビができた時点でうまく対処できればコスパ・タイパ共にベストです。
クレーターの3つの種類(アイスピック型・ローリング型・ボックス型)
アイスピック型:穴は小さいが深い、アイスピックの先端のような穴


ボックス型:大きく辺縁に角がある、箱みたいな形の穴


ローリング型:辺縁ははっきりしないで、皮膚のうねりのように見える


【症状別】凹凸・クレーター肌の最新治療アプローチ
フラクショナルレーザー/マイクロニードル治療
肌全体にレーザーまたは針で傷を作り、修復能力を利用してキメを整える治療。細かく浅いニキビ跡には効果がある。
単純に針で傷を作るよりも、レーザーで熱を入れた方が肌の修復を促す効果もあるためフラクショナルレーザーのほうが効果は高い。マイクロニードル治療はその分安価なので導入治療として好まれる。
ポテンツァ(POTENZA)
ニキビ跡モードでは、針+熱(RF)+肌再生薬の3ステップでニキビ跡にアプローチします。ダウンタイムが比較的ないのと、赤みやくすみ、毛穴などにも効果を発揮するため、比較的浅めのニキビ跡の改善と肌のキメを整えるのに最適です。
サブシジョン
皮膚の下で引きつれている「頑固な繊維」を針を使用して直接切り離す治療。ローリング型のような皮下の繊維性瘢痕によるひきつれに最も効果を発揮します。ポテンツァのような全体のキメを整える治療と組み合わせて気になるところに部分的にサブシジョンを行うのがオススメ。
キュアジェット
針を使わず、強いジェットで肌を再生する成分を皮下に届ける治療。ジェット噴射がボックス型などのニキビ跡の下の癒着(固くなった組織)をはがし、元の正常な組織に置き換えます。効果は高いが赤みなどのダウンタイムが続きやすい(~6カ月)ので他治療で不十分な方にオススメ。
トライフィル
針から出るエアーで癒着をはがし、さらに緩衝材+組織再生の薬剤を注入します。ボックス型のニキビ跡には効果が高くキュアジェットと似ているが、針で深さ調整などができるのがメリット。
ニキビ跡レーザー
ボックス型やアイスピック型などの辺縁の角をレーザーで取り、滑らかにする治療。小さいアイスピック型の場合、敢えて傷を作ることで組織を再構築させる過程で穴を塞いでしまうことも。ただしうまく塞がらない一定のリスクを伴うため、他治療で効果がない場合で、また治療後のケアが十分にできる方に限る。
クレーター治療で知っておくべき大切なポイント
1回で完治は難しい
ニキビ跡治療を開始する方には最初から『1回で完治は無理ですよ』とお伝えしています。そんなにニキビ跡治療は甘くないです・・・凹んだニキビ跡を治療したい、と思うなら根気が何より大切です!
いろんな治療を組み合わせる
ニキビ跡の凹みには『この治療が最高峰』という治療はありません。紹介した3タイプそれぞれに適した治療がありますし、似たような治療(例えばトライフィルとキュアジェット)でも、治療を切り替えることでより高い効果が出ることが多いです。
理由はニキビ跡は普通、1個ではなく複数の様々な種類、深さ、大きさが混在しているため。それぞれ微妙に違う治療を組み合わせることで、千差万別あるニキビ跡をカバーしてくれるのです。
そのため、ニキビ跡治療をしたいならできるだけたくさんの種類の治療ができるクリニックを選ぶことが重要です!!!
治療中のダウンタイムと経過の過ごし方
ニキビ跡の治療は多くの場合、皮膚の再生能力を利用して、凹んだ組織を正常な組織に作り直す治療です。
つまり治療後から始まるダウンタイム中が治療の本番ともいえますね!!
この間、適切なケアがされないと、色素沈着が起きたり最悪の場合悪化することも。
傷の修復が正常に進むように適切なケア方法を守ることに加え、紫外線対策など基本ケアも忘れないようにしましょう。
まとめ:あきらめずに自分に合ったアプローチでなめらかな肌へ
クレーター(凹み)のニキビ跡はとっても難しい治療です!
しかしながら、根気よく向き合い、様々な治療を組み合わせたり工夫することで多くの方のニキビ跡が改善しています。
『凹凸のないつるつるのお肌にしたい』と思ったら、諦めずぜひニキビ跡治療に力を入れているクリニックでご相談ください✨
\名古屋市最大級の皮膚科クリニックがいつもそばできれいな肌をサポートします/



