40代から目立つ「たるみ毛穴」とは?原因・自宅ケア・美容皮膚科での治療まで徹底解説

毛穴

40代以降の毛穴、それは「たるみ毛穴」です!

つまり、20代と同じ毛穴対策では改善しないんです💦
40代以降の毛穴が気になる方必見!

原因から治療まで解説します✨️

あなたにピッタリのたるみ毛穴治療はどれ?

たるみ毛穴とは?普通の毛穴との違い

毛穴症例 写真

20代男性

40代女性

『たるみ毛穴』は皮膚のたるみ・弾力が失われたことで目立つようになる毛穴のこと。

上の2人のお写真を比較します。
20代男性のほうが毛穴は目立っているようです。
ですが、毛穴一つ一つの形に注目すると、20代男性の方はまんまるで、毛穴のまわりがぷるんと(⇐わかる?)しています。
一方40代女性の方は細長く伸びており、ぷるんと感はなく潰れたような印象です。これがたるみによって起こる毛穴の変化です😱

なぜたるみ毛穴ができるの?原因をチェック

たるみ毛穴に関連するのは主に皮膚の浅い層(表皮)深い層(真皮)の部分の変化が関連します。

真皮の変化

年齢を重ねると、ハリや弾力を生み出す「線維芽細胞」の働きが少しずつ低下し、コラーゲンやエラスチンが減少します。
すると肌を内側から支える力が弱まり、皮膚が薄く毛穴が縦に伸びたように見えてしまうのです。

さらに、紫外線などの外的ストレスも真皮のコラーゲンを破壊し、肌の弾力を低下させます。

表皮の変化

主に紫外線などの外からの要因で、表皮のバリア機能の破壊が起こり、水分や油分が保てなくなり、乾燥につながります。

それによってしわや毛穴が目立ちやすくなります。

 自宅でできるたるみ毛穴ケア

正直に言います!
たるみ毛穴を自宅ケアで改善させるのは無理です🙅
できるのは、予防目立たせなくさせることくらいですが、今後のために頑張りましょ💦

たるみ毛穴を作る悪化要因TOP5

  • 紫外線☀️
  • 乾燥🍃
  • 喫煙🚬
  • 睡眠不足😴
  • 不適切な食生活🍰

これらのたるみの悪化要因は加齢と同等かそれ以上の影響を及ぼしていると言われています。なので、これらを避けるだけでもかなり予防できるはずです!

紫外線対策☀️

真皮ではコラーゲン・エラスチンの破壊、表皮では皮膚バリアの破壊、をするかなり悪いやつです。
外出時は日焼け止めを塗るなどして紫外線対策を徹底しましょう。

乾燥🍃

乾燥は原因というよりも、シワやたるみ毛穴を目立ちやすくさせてしまいます。こまめに保湿をすることで見た目が改善します。

喫煙🚬

喫煙はコラーゲンの生成阻害や分解など、皮膚老化に密接に関連します。美容を意識するなら女性、男性問わず喫煙NGです🚭️

睡眠不足😴

ある研究では、たった1日の睡眠不足皮膚のツヤ、角質剥離、透明感、弾力性、シワなどのあらゆる肌状態の悪化させることが示されています。特に弾力性は睡眠不足の影響を受けやすいことが分かっています。

規則正しく生活することは基本ですが、とても大切です!

複数の研究で約7~9時間と5時間未満で比較して差が出ていたので、5時間以上、できれば8時間くらいの睡眠を基準に考えると良いと思っています。

食生活🍰

よく言われることですが、脂肪や糖(炭水化物)の過剰摂取はシワなどの皮膚老化を進行させます。逆にビタミンCやリノール酸はしわ・乾燥対策に効果的な食べ物であるというデータがあります。

最も重要なことはバランスの良い食事をとることですね。

 美容皮膚科で行うたるみ毛穴治療 料金・頻度・ダウンタイム

たるみ毛穴は「肌のハリ(土台)の問題」。
真皮のコラーゲンを増やす治療が主なアプローチです。
おすすめ順で並べてみました!

ニードルRF(ポテンツァなど)

皮膚に極細針を刺して先端から熱(RF)を出すことで、線維芽細胞を刺激しコラーゲン・エラスチンを増やします。

特にポテンツァは針からスキンブースター製剤を同時に注入できるので、1台で2度美味しい☺️

料金:約6~10万円(マックームあり、全顔)
施術間隔:1ヶ月~
ダウンタイム:数日~1周間(赤み、かさぶたなど)

ソフウェーブ

真皮層を中心にコラーゲン生成を促し、肌のハリや弾力を自然に改善する治療機器。全体のたるみも改善👍️

料金:約15~40万円
施術間隔:6~12ヶ月
ダウンタイム:ほぼなし

モノポーラRF(サーマクールなど)

靭帯の引き締めとともに、真皮のリモデリング効果によりハリや弾力を回復させます。たるみ治療からのアプローチ

料金:約20~30万円
施術間隔:3~6ヶ月
ダウンタイム:ほぼなし

顔のたるみが気になり始めたら|30代からの安心マイルドたるみ治療

スキンブースター(ジュベルックやスネコスなど)

スキンブースターは真皮層に細かく注射して“肌のハリを育てる”治療です。

スキンブースターと呼ばれるお薬は本当に種類が多いですが、コラーゲン生成を促してくれる製剤を選びましょう。

(あつた皮ふ科美容皮膚科クリニックは ジュベルック/スネコス/があります)

料金:約2~12万円(製剤による)
施術間隔:製剤による
ダウンタイム:当日のみ赤み、ぼこつき、内出血がある場合は2週間
スキンブースター×注入機器
スキンブースターは医師が注射でチクチク刺していく方法の他にも、機械を用いた方法があります。
メソガンはその代表で、機械で簡単に注射をしてくれる機械です。
『せっかく機械を使用するなら他の機能もくっつけちゃお!』ってなったのもあり、ポテンツァもその一つ。他にも、あつた皮ふ科美容皮膚科クリニックにはキュアジェットと言ってハリなしで製剤の噴射だけで肌に注入する機械や、ガスで薬液が入るスペースを確保してから注入するトライフィルプロという機械たちがあります。効果は手打ちよりもそのオプションぶん高いと感じています。
せっかくやるなら、これらを選択するのもおすすめです✨️

モノスレッド(ショッピングリフト)


↑これ、私です。
引き締め効果があるのでフェイスラインにやっていますが、頬など毛穴の目立つ場所でももちろん可能です。

ショッピングリフトは細い糸を真皮と脂肪層の間に入れます。そうすると糸に反応して真皮でコラーゲンが生成され、ハリ・弾力がでてシワや毛穴が改善します。
リフトアップ効果はなく、真皮コラーゲンアップに特化した糸です。

料金:約6~10万円(20本)
施術間隔:6ヶ月
ダウンタイム:内出血した場合は2週間

ロングパルスNdYAGレーザー(ジェネシスなど)

レーザーは設定により真皮に作用し、コラーゲン生成を促したり再構築を起こすことができるものがあります。

ジェネシスはほぼ痛み、ダウンタイムなし、他の施術と組み合わせて人気の治療です。

料金:約20,000~35,000円
施術間隔:2週間~
ダウンタイム:ほぼなし
医師:鷲見
医師:鷲見

ダウンタイムも痛みもなく、施術時間も短いので、何かの施術のついでなどでできるお手軽👍繰り返せば確実に肌の老化予防になります

IPL

多波長ある光の中で、色素に吸収されない波長の光が真皮まで届きコラーゲン生成を促してくれます。シミや赤み、ハリ改善と幅広いお悩みがある方にはこれ1台でとりあえずおまかせ!

痛み・ダウンタイムが軽度で美容初心者さん向けです。

料金:約3~5万円
施術間隔:1ヶ月
ダウンタイム:ほぼなし

まとめ|今日から始めるたるみ毛穴ケア

たるみ毛穴のは予防と治療の両方を継続することが重要です✨️

医療の力を上手に取り入れて、ハリのある毛穴レス肌を目指しましょう

\名古屋市最大級の皮膚科クリニックがいつもそばできれいな肌をサポートします/

参考文献

1)Biniek K, Levi K, Dauskardt RH. Solar UV radiation reduces the barrier function of human skin.
米国科学アカデミー紀要(PNAS), 2012; 109(42):17111–17116.
URL:https://doi.org/10.1073/pnas.1206851109

2)Zhang S, Duan E. The impact of ultraviolet radiation on skin photoaging. Photodermatol Photoimmunol Photomed. 2018;34(4): 282–289. doi:10.1111/phpp.12378

3)Park J ら. 「睡眠制限が皮膚バリア機能に与える影響」
International Journal of Cosmetic Science, 2020; 42(1): 91–97.

4)Tobacco smoke causes premature skin aging.
Morita A. Journal of Dermatological Science. 2007;48(3):169–175.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17655917/

5)Nutrition and skin ageing: sugar and glycation.
Pageon H.
Clin Dermatol. 2010;28(4):409–411.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20620756/

6)Dietary nutrient intakes and skin-aging appearance among middle-aged American women.
Cosgrove MC, Franco OH, Granger SP, Murray PG, Mayes AE.
Am J Clin Nutr. 2007;86(4):1225–1231.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17921406/

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